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3つのリサイクル手法と焼却がリサイクルになるわけ

3つのリサイクル方法の特色

リサイクル資源は回収された後、再資源化するためにリサイクル処理を受けることになりますが、その手法は主に3通りあり、広く認知されているリサイクル資源を溶かして再資源化するマテリアルリサイクル以外にも、リサイクル資源を化学的に加工し燃料やガスなどに再資源化するケミカルリサイクルや廃棄物を焼却する際に生じる熱エネルギーを資源として回収するサーマルリサイクルといった形で分類されているようです。

マテリアルリサイクルは、一般的なリサイクルのイメージに最も近いリサイクル手法で、リサイクルによる資源損耗が最も穏やかなリサイクル手法であるのに対し、ケミカルリサイクルはリサイクルが難しいリサイクル資源を再資源化できるものの、使い捨ての資源への再生利用になる傾向にあることから資源損耗率が高く、サーマルリサイクルに至ってはもはや、エネルギーしか回収できません。

どうして焼却してるのにリサイクル?

マテリアルリサイクル・ケミカルリサイクル・サーマルリサイクルのうち、資源として再生されるマテリアルリサイクルやケミカルリサイクルはともかく、サーマルリサイクルは資源を燃やしてしまっているのにリサイクルに含まれるのか疑問に感じられるかも知れません。

その疑問はごく当然のもので、国際的にもサーマルリサイクルはリサイクルとしては考えられないのが一般的なのですが、国土が狭く埋立地が非常に少ない日本では、リサイクルの一種として扱われており、リサイクル統計にこそ反映されないものの、リサイクルの一環として積極的に取り組まれ、サーマルサイクルをリサイクル統計に反映すれば、日本のリサイクル率が極めて高水準になることから、その依存度の高さが窺えるでしょう。


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