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リサイクルできないものはないのにされないものがある理由

どうしてリサイクルが必要とされるのか

リサイクルは昔からある考えでありながら、比較的最近になってようやく積極的に取り組まれはじめた環境保全活動の一環ですが、なぜリサイクルが必要だと考えられるようになったのかと言えば、先進国やそれに続く多くの国々が地球資源の過剰な採取と採掘を伴う大量生産大量消費型社会の形で発展を続けたことの反動が無視できないほど大規模なものになってしまったからに他なりません。

基本的に経済活動を支える資源は、地球の自然環境から生まれ育まれる天然資源を原資としていることから、地球の資源回復能力を上回れば資源が不足することは自明の理であるにもかかわらず、経済を優先し続けた結果、地球環境は破壊が進み地球の資源回復能力も低下してしまい、天然資源は目に見えて減じたことに加え、貴金属や石油資源のような埋蔵量に限りがある天然資源も枯渇の兆しが見えたことで、ようやくリサイクルに取り組み始めたわけです。

リサイクルの難敵プラスチックゴミ

生活の中からある日突然プラスチックが無くなると困るはずですし、それは先進国に留まらず様々な国に共通しており、プラスチックが必要ないというのはごく少数の国や人々に限られるでしょうが、リサイクルにとってプラスチックは非常に厄介なものです。

なぜプラスチックだけがと思われるかも知れませんが、プラスチックの利便性の高さに伴う流通消費量がその要因で、生活のあらゆる場面、あらゆる産業で利用される機会が多いプラスチックはコストの低さと加工の容易さから生産・消費量も膨大な上に、自然界の物質を分解するプランクトンでも分解不能か分解できる種類のプランクトンが少な過ぎて自然分解が期待できないという致命的な欠点を抱えていることなどを踏まえると、量的にも性質的にもリサイクルに手間がかかることはお分り頂けるのではないでしょうか。


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